口腔インプラント生涯研修センター会員各位

3/7(日)午後1時30分〜4時30分の
センター卒後研修セミナー& 3月の35期年次講演会について、ご連絡させていただきます。

タイトル:抜歯即時埋入の臨床 ―インプラント治療のパラダイムシフトー

講師は 林 揚春先生(日本大学客員教授・医療法人社団秀飛会理事長)です。

Zoomを用いたセンターの卒研セミナーとして講演映像の配信を行います。
センター既卒者及び会員の先生方に卒後研修として35受講生以外の方々にも希望者には配信をしたくご案内申し上げました。

希望者は以下のフォームよりお申し込みください。













 

ご演題:抜歯即時埋入の臨床
―インプラント治療のパラダイムシフトー

林 揚春 先生

抄録:

従来のインプラント治療は、上顎洞底挙上術、骨移植術、骨再生誘導術、骨延長術、垂直骨増生術などのさまざまな手術が、萎縮した歯槽骨の幅と高さを高めるために行われている。しかしながら、これらの治療は、外科的侵襲、高コストおよび治療回数と期間、および合併症のリスクの増加など、これらの手術法は多くの問題点を有する.

現在では、患者への外科的侵襲および手術回数を少なく、治療期間を短く、安静期間中のQOLの低下を防ぐために、抜歯即時埋入での即時荷重および早期荷重が主流になってきている. また、垂直骨量の少ない部位においても、従来の上顎洞底挙上術からShort implantへ変換することで、より多くの患者は,この治療選択肢から利益を得ることができる.

今回は、抜歯即時埋入の適応基準、審美領域での応用から垂直骨量が少ない部位における抜歯即時埋入法について解説する.